心身の健康

自分に自信をもつために。自身の特性傾向を知るとラクに生きられる

「自分軸で生きよう」と多くの方が提唱される昨今です。

しかし、そう言われたとしても、社会と折り合えなければ結局のところ、自分軸で生きることは出来ないように思いませんか?

実は、問題があるのは、個人ではなく社会側だったりするのが現代です。
自分軸という押し付けになってしまっているのです。

この記事では、

✅人には2つのタイプがある
✅自然界に観る「共生関係」

について分かりやすくお伝えしていきます。

人には2つのタイプがある

人から相談を受けていてよく感じることは、人には大きく分けて2つのタイプがあることです。

東洋的な考え方だと「陽」と「陰」で分けられます。

ざっくりと、それぞれの特徴をみてみましょう。

陽タイプと陰タイプ

陽タイプは以下のような傾向があります。

✅体力に自信がある

✅わりと頑張れる

✅積極的で明るい

✅汗をかきやすい

✅体温は高め

✅肌の色は赤みの傾向

次に陰タイプは以下のような傾向です。

✅体力に自信はない

✅疲れやすい

✅消極的で穏やか

✅汗はあまりかかない

✅体温は低め

✅肌の色は白い傾向

あなたはどちらの傾向がありましたか?
チェックの数で比較してみてください。

実は、
このタイプを分かっていないと生きるのが苦しくなってしまうんです。

「誰か」にはなれない

よくあるのが、
「あんな人に私もなりたい!」
といってエネルギッシュに生きようとするケースです。

しかし、
この方が陰タイプであった場合、
陽タイプのような生き方をするとだんだん苦しくなってきます。

このとき、
その方が本来持っている“いのち”のエネルギーを損なう恐れがあることを覚えておいてください。

いのちのエネルギーが枯渇している状態を私は“魂が病んでいる状態”と表現しています。

✅イライラがとまらない
✅疲れがとれない
✅眠れないし起きれない

こんな症状がある方は身体からサインがでています。

この状態が行き過ぎてしまった先に難病という状態があるのではと私は考えています。

自然界に観る「共生関係」

分かりやすく自然界で例えてみると、
「木」と「きのこ」の関係であらわすことができます。

木はこの地球には欠かせない存在というのは誰もが知っていますよね。
木がなければ、すべての生き物は生きていくことができない、といっても過言ではありません。

ところが、
その木が育つために「きのこ」の存在を忘れてはいけません。

きのこという“菌類”は、

・落ち葉
・動物や虫の死骸
・動物や虫のフン

などを植物の栄養になるように土に戻す働きをしています。
また、きのこは光合成できないため、植物から栄養をもらって生きています。

木ときのこの関係性は、

【木➡きのこ】
 光合成した栄養素を与えている。

【きのこ➡木】
 分解した栄養素を与えている。

という共生関係にあるわけです。

消極的は悪い意味ではない

消極的と聞くと、大体の人は悪いイメージを持つと思います。
これが社会で生きづらくさせている一因です。

本来、消極的というものは性質であって、悪い意味を持つものではないのです。

消極的な取り組み方もある

体質によって難病克服の取り組み方は変わってきます。

私が見ている限りでは、
もともとエネルギッシュに生きていた木のタイプの方は、病気もエネルギッシュに治してしまうケースが多いです。

人にエネルギーを与えるタイプの方なので、そのエネルギーを病気の治癒に充てられたからです。

一方、きのこタイプの方が同じことをしようとしても上手くいかないことが多いです。

もともとエネルギーの量が少ないため、病気の治癒に充てるエネルギーが足りないからです。

だから私は、
エネルギー量が少なくなっている方にはエネルギー浪費を少なくする方法をまず進めていきます。

何かをプラスで取り組むのではなく、余分なことをそぎ落とすように取り組んでいくのです。

例えば、
サポートサイトで提供している、
「バランス力養成講座」もその一つの方法です。

この取組み方は積極的というより消極的ですよね。

消極的は悪いものではなく、
余分なものを少なくするという良い面もある
んです。

消極的にも良い面がある

細かいところによく気が付くという『繊細さん』なタイプは消極的な方が多いのではないかと感じます。
前に出るというよりは、サポートするタイプですね。

いまの世の中は基本的にエネルギッシュなタイプが評価されがちです。
それは評価する側がほとんどエネルギッシュタイプだから。

こうなると、
繊細さん方はアピールが弱く評価されにくくなってしまいます。

私はある団体の顧問として勉強会などを開催していますが、
先入観ではなく、その人の内面をみて判断することをいつも伝えています。

公平や平等とは、全員が同じという意味ではありません。
それぞれに合った対応をして、全員にバランスよく行き渡ることで真の公平性が保たれると考えています。

自分らしく生きることに意義がある

いかがでしたでしょうか。

積極的な人、消極的な人、
それぞれが生きやすい世の中になるよう自分らしく生きている人を応援したいですよね。

結果ではなく、自分らしく生きることに人間本来の意義があるのです。

まずは自身の特性を知ることから始めてみてください。
いままで嫌な自分と思っていたことを、許せる瞬間があるかもしれません。

どんな人でも、向き不向きが必ず存在します。

少しづつでいいので、自身と向き合うことにチャレンジしてみてくださいね!

 

作成日 2024年9月2日

  • この記事を書いた人

佐伯生薬

難病と20年に渡り闘病するも断念。その後、自身と向き合い、5年かけて人生好転。 愉しくシンプルな『難病サポート』を提供中。

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